カジノの配当の表記について
カジノの配当表記は、日本人にはあまり馴染みがありません。この項目をしっかりと読んで、配当表記の種類・意味を理解して混同や混乱を避けましょう。
配当表記の種類と意味
配当表記の種類と意味については以下のようなものがあります。
「to」を使った表記
例①「2to1」・10ドル賭けた場合
⇒この「2to1」の表記だと賭け金10ドル+配当20ドル=合計30ドルの総配当となります。
つまり、「自身の賭け金を1単位として、それとは別に2単位を配当する。」という意味です(左が配当金、右が賭け金)。ちなみに、サイト内の説明にて「2to1」の倍率表記は「2倍」としています。
例②「1to1」・10ドル賭けた場合
⇒賭け金10ドル+配当10ドル=合計20ドル。倍率表記は「等倍」
例③「3to2」・10ドル賭けた場合
⇒賭け金10ドル+配当15ドル=合計25ドル。ブラックジャック等で目にします。倍率表記は1.5倍。
「to」を使った配当表の計算式は以下の通りです。
「to」表記は現在、世界中の店舗型カジノ、オンラインカジノで使用されており、一般的な表記方法となっております。当サイトでも配当の解説時には「to」表記を使用しております。
「for」を使った表記
例①「2for1」・10ドル賭けた場合
⇒賭け金10ドル+配当10ドル=合計20ドルとなります。配当倍率表記は等倍。
つまり、この場合だと「自身の賭け金1単位を含む2単位を配当する。」という意味になります。
例②「5for2」・10ドル賭けた場合
⇒元金10ドル+配当15ドル=25ドルとなります。配当表記は1.5倍
「for」を使った配当表の計算式は以下の通りです。
「for」表記は「to」に比べると何だか少し難しいように感じると思いますが、この表記はあまり一般的ではありませんので覚える必要はあまりないです。
使用例として「ブラックジャック」で「サレンダー」というものがあります。これは、賭け金を半分諦めてゲームを降りる行為なのですが、この時の配当を「1for2」(2が1になる)という風に表記したりします。
「to」・「for」いずれも表記の際には「左右の数字が最も小さくなる整数」を用いるのが一般的です。したがって「クラップス」というゲームでは「7to6」等の表記を使用しています。
豆知識
⇒「to」の表現は「右の数字(賭け金)が左の数字(配当金)」より大きくても損益出ません。但し「for」の表現は「右の数字(賭け金)が、左の数字(配当金)より大きい」と、確実に損益が出来ているということを覚えておいて下さい。
以上が「カジノ」における配当・倍率の表記方法になります。初めて遊戯するゲームでは配当表記も一つの大きな情報です。しっかりと意味を理解してゲームを遊戯しましょう。
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