コナミ、日本向けカジノ投資会社を設立へ
日本で大手ゲームソフト開発会社として有名なコナミは5月28日、同日付で行われた取締役会において、日本版カジノ法案(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案)が国会成立した場合、日本におけるカジノ施設への投資を目的とした子会社「コナミゲーミングジャパン」を設立することを決議したと発表しました。最近の国会でのカジノ解禁に向けた機運の高まりに合わせ、民間企業もカジノ解禁に向け動きが活発化しています。
何故コナミなのか?
コナミは日本ではあまり知られていませんが、ラスベガスをはじめ世界で365のライセンスを取得し、カジノ機器やカジノマネジメントシステムの開発や製造、販売、サービスを手がけるという、日本とは別の顔を海外で持っています。日本でカジノの解禁の折、即戦力となる自国の企業が存在するということは非常に心強いことです。
コナミはオーストラリアにもKonami Australiaというカジノ関連の会社を持っており、日本でカジノ関連の会社を設立すれば、米国にあるKonami Gamingに続く3地域目のカジノ事業向けの会社となります。設立日は同法案の国会通過後と、民間企業ならではの素早い対応を表明しています。
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