大阪知事・カジノ誘致地に夢洲を提案
大阪府知事である松井一郎氏はインタビューで、カジノを含む統合型リゾート(IR)の候補地に夢洲(ゆめしま)の名前を挙げました。夢洲は、大阪にオリンピックを誘致するために開発された人工島でしたが、オリンピックの誘致に失敗して、現在は広大な空き地が広がっています。松井一郎氏は、この地域をカジノ誘致の為に有効活用したい考えです。
カジノ誘致へ向けた大阪の取り組み
日本国内のカジノ情勢は超党派で結成されたカジノ議連が中心となって、カジノ法案を提出しており、今年の通常国会での審議入りを経て、法案の成立を目指すと見られています。
以前から、松井知事はこういった国会の動きを見越して、ラスベガス・サンズやメルコ・クラウン・エンターテイメントといった海外のカジノ事業者と継続的に会談をしていました。夢洲の埋め立て工事が完了すれば、全体面積は391ヘクタールになる見通しで、そのうち170ヘクタールという広大な敷地を、カジノに活用するとしています。
カジノで地域再生を目指す大阪
大阪府はカジノ誘致をきっかけに、沢山の外国人観光客を大阪へ誘致し、地域経済の再生を目指す狙いがあります。まだ、カジノ法案は成立していませんが、大阪はカジノ誘致を実現する為には、急ピッチで具体的な計画を立案する必要性があるとしており、今後も大阪はカジノ誘致を巡って話題を集めることになりそうです。
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