大阪USJ・カジノ産業に参入か?
大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、カジノを含む複合型リゾート施設(IR)の運営に参入する方針を明らかにし、テーマパークで培ったノウハウを、是非ともIR経営に生かしたいとしています。カジノの解禁をめざす法案の国会への審議入りが確定してから、国内外の企業がカジノ産業への参入を表明しています。
グレンCEO、カジノ参入へ意欲
大阪USJのグレン・ガンペル最高経営責任者(CEO)は朝日新聞のインタビューに対し。「IR運営の企業連合を立ち上げるとき、リーダー的な役割を果たせる」と語り、ほかの企業と組んで参入する考えを示しました。
提携相手は、複合型リゾートの各運営会社や建設会社が候補になると見られており、経験がないカジノの運営については、他社に任せる可能性もあるとしています。海外でも知名度の高い、同テーマパークのブランド力で、海外からの訪問客の集客にも自信を見せています。
過去にこちらでも記事として取り上げましたが、現在、大阪府は松井一郎知事の主導の下、大阪湾の人工島「夢洲」をIRの誘致候補地して発表するなど、カジノ誘致に積極的な姿勢を見せています。今回のグレンCEOの発言を受けて、府知事の松井氏や同様にカジノ誘致に積極的な、大阪市長の橋本氏がどういったリアクションを取るのか注目です。
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