スロットの遊び方
日本でスロットと言えば、パチンコ屋に置いてある「パチスロ」を思い浮かべる方が、ほとんどだと思います。しかし、発祥は1905年に米サンフランシスコで生まれた「Liberty Bell」(自由の鐘)というマシンです。1907年にミルズ社が同様のマシンを発売したことで全米中に広まっていきました。現在、日本のスロットでも見られる「チェリー」や「プラム」などのフルーツ柄は、このミルズ社のアイデアによるものです。
スロットマシンは60年代から徐々にコンピューター化が進み、80年代に入ると、従来の「リール回転型」に加え、故障の少ない「ビデオ画面型」のものが採用されていきました。この「ビデオ型」のスロットをオンラインカジノでも遊戯することができます。
カジノのスロットの特徴
日本のスロットとカジノのスロットには、大きな違いがいくつか存在しますので、その違いを、ご説明させていただきます。
技術介入度の有無
日本のスロットは、「レバーを叩き、リールが回転したらボタンを、押して自分で止める」というスタイルが一般的で「目押し」と呼ばれる技術がプレイヤーには求められます。したがって、ボーナス成立時にはボーナス絵柄(7等が一般的)を自分自身で止めなければならず、止めるのに失敗すれば、その分コインのロスにも繋がります。その他にも台に応じて、それぞれ知識や技術が求められるので、初心者ほど勝ちにくく、上級者ほど勝ちやすい状況にあると言えます。
一方、カジノのスロットには技術介入要素がなく、停止ボタンも無ければレバーもありません(スタートはボタン式)。知識に関しても基本的な部分を押さえておけば、沢山の種類のスロットゲームを楽しむことができるので、日本のスロットに比べて初心者に優しいゲーム性です。ハウスエッジに関しても、初心者と上級者にギャップが生じないので誰にでも公平なゲーム性であると言えます。
配当金とレート
現在、日本のスロットはコイン1枚あたり「5円」「10円」「20円」の3種類のレートが主流です。遊戯の際には、通常3枚のコインを使用するので(3ライン)、最小で「15円」最大で「60円」のベット額で1回遊戯を行うことができます。レートを上げれば、その分配当金も上がるのがギャンブルの世界では常ですが、日本のスロットは、カジノのスロットに比べると最高賭け額の設定が圧倒的に低いので、配当金もその分低くなり、日本のスロットでは一攫千金を狙う事は不可能です。
カジノのスロットはライン数・賭け金、共に沢山の種類が存在し、1回数十円~数万円以上の幅広いベットが可能です。配当金に関しても、機種によってはジャックポット機能により、低ベットでの遊戯でも常に一攫千金の可能性をカジノのスロットは秘めています。こういった事から、配当・レートに関してはカジノのスロットの方が選択肢が広いと言えます。
以上が日本のスロットとカジノのスロットの主な違いになります。逆に類似点としては、タイアップ機が挙げられ、日本では「アニメ」「漫画」や「芸能人」とのタイアップ機が多く、カジノのスロットは「映画」「コミックス」のタイアップが目立ちます。カジノのスロットでお気に入りの映画やヒーローとのタイアップ機を探してみるのも、面白いかもしれません。
カジノのスロット遊戯方法
カジノのスロットの基本的な遊び方・注意点等を、ご説明させていただきますので、遊戯の参考にされて下さい。
賭け金の決め方と注意点
カジノのスロットでは色々なレートでの賭け金が選択できます。間違えて賭けすぎないように注意して下さい。
- ①ラインベット
- ⇒1ラインにどれだけの金額を賭けるかを選択します。最低ベット金額は運営サイト、台の機種によりまちまちです。
- ②ライン数
- ⇒何ライン賭けるかを選択します。選択できるライン数はスロットの機種により異なりますが、最低で1ライン最高で50ライン以上です。したがってラインベットを$2にして、ライン数を25に設定してスロットを遊戯した場合、1回の遊戯が$50となります。別枠にベット合計という枠があるので、合計金額を確認して遊戯を行って下さい。
- ③スピン
- ⇒ここを押すとリールが回転します。なんらかの役が揃って、配当を貰えた時は「勝利」という枠に配当金額が表示されます。
- ④最高額賭ける
- ⇒ここを押せば無条件で、その機種の最高額がベットされます。
- ⑤自動プレー
- ⇒機種によっては「自動プレー」という枠が存在するものがあり、この枠を押せば文字通り、自動でプレイが行われます(回数指定可)。
- ⑥ターボ・スピン
- ⇒機種によっては「ターボ・スピン」という枠が存在し、選択時にはリールの回転開始から停止までの時間が短縮されます。
- ⑦情報
- ⇒その機種の役の構成や、配当倍率、特殊ゲームの突入条件等、その機種の情報を閲覧できます。
- ⑧ジャックポットカウンター
- ⇒ジャックポット機能が搭載されている機種に存在し、ジャックポット当選時の金額がリアルタイムで表示されています(この機種の場合、4種類のジャックポットが存在しています)。
※運営サイトや機種によって、ボタンや枠の呼称が違う場合がありますのでご了承下さい。
スロットの特殊ゲーム・役の種類
カジノのスロットの基本的な絵柄や、独自の役や特殊ゲームについて、ご説明させていただきます。
絵柄の種類
- ワイルドカード
- ⇒スキャッター絵柄を除いた、他の絵柄の代用として使うことができるカードで、全てのペイラインに対して有効です。
スキャッターカード - ⇒特定のリール上に揃うとボーナスゲームやフリーゲーム、あるいはジャックポットを獲得できる絵柄の総称です。機種によって絵柄が揃わなくてはならないリールの位置が異なります。
特殊ゲーム・ボーナスの種類
- フリーゲーム
- ⇒特定のリール上に、スキャッターカードが出現すると突入するボーナスゲームの1つです。フリーゲーム中はベットを行わずに遊戯を行うことができ、機種によっては、通常遊戯よりも配当倍率やワイルドカードの条件が優遇されており、規定ゲームの消化か、指定絵柄の出現でフリーゲームは終了します。
- ボーナスミニゲーム
- ⇒特定のリール上にスキャッターカードが出現すると突入するボーナスゲームの1つです。ゲームの内容は機種によって違いますが、通常ゲームとは違い、リールを回さずにミニゲームで獲得賞金や配当倍率を決定するものがほとんどです。
- ジャックポット
- ⇒一攫千金の代名詞で、スロット人気の立役者です。正式には「プログレッシブ・ジャックポット(ゲーム)」と呼び、「当選」の条件を満たした1人のプレイヤーへポット金額が全額払い出されます(場合によってポット金額の○○%払い出しなどもあります)。常にポット金額は変動しているので、当選のタイミングで配当金額が変動する事も特徴です。
※数種類のジャックポットを搭載している機種もあり、規定ライン数での遊戯や、遊戯をするだけでジャックポット獲得の権利が発生するもの等、機種やジャックポットの種類によって獲得条件が異なります。
※運営サイトや機種・システムによって、カードや特殊ゲーム、ジャックポットボーナスの呼称が違う場合がありますのでご了承下さい。上記の内容に該当しない、特殊なゲーム性を備えた機種も存在しますので、ボーナスや絵柄の役割等の詳細は、お手数ですが各サイト毎にご確認下さい。
スロットと上手に付き合うには
スロットは一攫千金も夢ではないゲームですが、それを期待するあまり過度なベットを繰り返せば、大きな負債を招いてしまいます。ライン数・ラインベットを上手に調整して無理のない遊戯を心がけましょう。そうすることによって、オンラインカジノとも末永く付き合っていけると思います。
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