ポーカーの遊び方
ポーカーと聞けばどういったイメージを持たれるでしょうか?個人的には数あるカジノゲームの中で最もギャンブルらしいが、同時にギャンブルから最も遠い存在であるように感じます。その理由として
①運の要素より駆け引きの要素が大事。
②ポーカーの種類によっては、ハッタリだけで勝つことができる。
③お客対お店だけではなく、お客同士の勝負も存在する。
上記の3点がポーカーの印象です。ポーカー程プレイヤーのスキル次第で、勝負の決するゲームはカジノには存在しません。そう聞くと敷居が高いと感じる方もいらっしゃるかも知れませんが安心して下さい。最近では、初心者の方でも十分に楽しめるポーカーが沢山あります。人気のある、主なポーカーをご紹介していきますので遊戯の際の参考にされて下さい。
ポーカーの基本を知ろう
ゲームのご紹介の前にポーカーの基本的なゲーム性を説明させて頂きます。
ポーカーは基本的に5枚のカードの組合せで、そのハンド(手役)の強さを競うゲームです。カードの数位の強さは以下の通りになります。
次にカードの柄(スーツ)の強さです。
[強]Spade(スペード)⇒Heatr(ハート)⇒Diamond(ダイアモンド)⇒Club(クラブ)[弱]
これは、中世のヨーロッパの社会階級に準ずるといわれています。Sが剣士の剣を表し・Hが僧侶のカップを・Dが商人のお金を・そして、Cが農民の棍棒であるといわれています。
また、実際のゲームでハンドが同じ場合、通常「ハイナンバー」と呼ばれる、そのハンドを構成している数字の強さで優劣を決定します。
例として下記に記載していますが、ワン・ペアと呼ばれるハンドを二人同時に完成させた場合、ハンドを構成する数位の強さに準じて、その勝敗を決めます。
例⇒A/Aと2/2のワンペア同士ではAの方が数位が強いのでAの勝ちとなる。
また、ハンドも数位も同じ場合はスーツによって勝敗を決めます。
例⇒スペードのA/AとクラブのA/Aではスーツの強さに準じてスペードのA/Aの勝利となります。また、スーツの強さは国や地域で異なる場合があるようですので、ご注意下さい。
次にハンドの強さです。①のハンドが一番強く、以下②~⑩の順に弱くなっていきます。また、出現確立もハンドの強さに応じて低くなっています。確立に関してはポーカーのゲームの種類によって異なりますので、こちらでは割愛させて頂きます。
①Royal Flush(ロイヤル・フラッシュ)
⇒同色で、尚且つ最もハイナンバーのAから始まるストレート役。ストレート・フラッシュの中で最も上位となる5枚で構成された最強のハンドです。別名「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」ともいいます。
②Straight Flush(ストレート・フラッシュ)
⇒最も成立が困難なハンドで、名前の通りストレートとフラッシュを同時に成立させるというもの。ストレート・フラッシュ同士の強弱はストレートの時と同じく、並んでいる数位の高さを比較して勝負を決定させます。
③Four of a Kind(フォー・オブ・ア・カインド)
⇒非常に難易度の高いハンドです。1種類の数位のカードを全て集めることで成立します。「フォー・カード」は和製英語なので海外では通じません。代わりに「Quads(クワッズ)」という単語が用いられる場合があります。
④Full House(フルハウス)
⇒フルハウスは5枚の手札が、3枚と2枚でそれぞれ数位が揃えば成立するハンドです。言い換えれば「スリー・オブ・ア・カインド」と「ワンペア」を同時に作ったハンドになります。フルハウス同士の強弱は3枚揃いの数位から比較されます。
⑤Flush(フラッシュ)
⇒5枚のスーツが同一に揃うことで成立するハンド。フラッシュ同士の強弱はスーツではなく、フラッシュを構成しているカードの数位が高いほうが勝ちとします。(ノーペア同士の勝敗判定手順と同じ)
⑥Straight(ストレート)
⇒5枚の数位が連続して並んだ状態で成立するハンド。ストレート同士の強弱は並んでいる数位の高さによって決定されます。1番強いストレートの並びは「A-K-Q-J-10」となります。なお、ストレートに限り「5-4-3-2-A」というAを最弱とするカウントを認めています。したがって、この場合の「5~A」のストレートはストレート役の中で最弱となります。また、「4-3-2-A-K」のようなAをまたいだハンドの成立は認められません。Aは常に最強か最弱となります。
⑦Three of a Kind(スリー・オブ・ア・カインド)
⇒5枚の手札の中に3枚の同数位のカードを持つことで成立するハンドです。「スリー・カード」は和製英語なので海外では通じません。代わりに「Trips(トリップス)」という単語が用いられる場合があります。
⑧Two Pair(ツーペア)
⇒5枚の手札の中に同数位のペアを2組持つことで成立する。ツーペア同士の強弱は、1つでも高い数位を持っているペアの勝ちとします。もし、高位のペアが同数だった場合は、もう一方の低いペアの強弱を比較します。それも同じだった場合は最後に残った1枚(キッカーと呼びます)の数位が強いほうが勝ちとなります。
⑨One pair(ワンペア)
⇒5枚の手札の中に同数位のペアが1組あれば成立するハンドです。ワンペア同士はキッカーといわれる残りの3枚の手札の中でより強い数位を持っていたプレイヤーの勝ちとなります。
⑩No pair(ノーペア)
⇒手札5枚に同数位のペアやスーツの揃いなどが一切なく、バラバラの状態でハンドが成立していない状態。ノーペア同士の優劣は1枚でも強いカードを持っているプレイヤーの勝ちとなります。1番強いカードの数位が一緒だった場合は、その次に強い数位を比較します。仮に5枚全ての数位が同じなら引き分けとなります。
以上がポーカーで使用されるハンドの構成と呼称です。全部で10種類あります。慣れればすぐに覚えられますが、ハンドの強弱の順番を、勘違いして覚えないように注意して下さい。
ポーカーの種類と概要
ここから、世界中で更にオンラインカジノでも人気の高いゲームご紹介と簡単なルール説明をさせていただきます。
カリビアン・スタッド・ポーカー
ディーラーとの対戦型ポーカー。カードの交換が無いのが特徴。ゲームの進行手順以下の通りになります。詳しくは「カリビアン・スタッド・ポーカーの遊び方」を参照下さい。
パイガオ・ポーカー
ディーラーとの対戦型ポーカー(例外あり・任意選択)JOKERを含む計53枚のカードを使用し手札が7枚になるのも大きな特徴。詳しくは「パイガオ・ポーカーの遊び方」をご参照下さい。
テキサス・ホールデム・ポーカー
お客同士による対戦型ポーカー。比較的上級者向け(お客に玄人も多いため)手札に2枚と、最大で5枚のコミュニティカードと呼ばれるプレイヤー全員で使用するカードを使用するのが大きな特徴。現在、世界で最も人気のあるポーカーと言われており、世界大会なども多数開催されている。詳しくは「テキサス・ホールデム・ポーカーの遊び方」をご参照下さい。
ビデオ・ポーカー
基本的に配当は自身のハンドの種類によって変化するので、他者のハンドの影響を受けず、初心者でも気軽に楽しめる。詳しくは「ビデオ・ポーカーの遊び方」をご参照下さい。
以上4種類が、オンラインカジノでも人気のポーカーとなっております。それぞれ奥が深く、攻略性の高いゲーム性となっておりますので是非一度ご遊戯してみて下さい。
注意点として、ポーカーは気軽に楽しめますが、攻略性の高いゲームですので、ルールとゲームの感覚を掴むまでは、無料ゲームでの遊戯を強くお薦めいたします。しっかり、技術と知識を研鑽した上で有料ゲームの遊戯に挑むようにしましょう。
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