パイガオ・ポーカーの遊び方
パイガオ・ポーカーは(以下パイガオ)中国式のドミノを使ったゲーム「牌九(Pai-Gow)」とアメリカのポーカーが混ざってできたゲームです。1986年に米カリフォルニアのポーカールームに導入されたのが最初だと言われています。
このパイガオの最大の特徴は、7枚の手札「ハイ・ハンド(5枚)」と「ロー・ハンド(2枚)」にわけて、それぞれのハンドをディーラーと競うという点です。
ゲームの勝敗は「ハイ・ハンド」「ロー・ハンド」両方勝って初めて勝利となり、配当金を受け取ることができます。逆に、両方のハンドが負けなければ、敗北とはならずに賭け金を失いません。そのため必然的に引き分けが多くなり、ゆっくりとしたゲーム展開になります。なお、カード交換はなく、勝利の際の配当は1to1の等倍となり、配当金の5%がコミッションとしてカジノ側に徴収されます。
パイガオ・ポーカーのルールと遊び方
パイガオはジョーカーを含む1組52枚+JOKERの計53枚で遊戯をします。このジョーカーがこのゲームでは重要な役割を果たします。
JOKERの役割
JOKERの役割はワイルドカードといわれるオールマイティーカードです。但し、使用の際には、いくつか条件があります。
①ストレートまたはフラッシュの穴埋め(ハイ・ハンドのみ適用可能)
②エースの札の代用(ハイ・ロー・ハンド共に適用可能)
この上記の2点に適応する時のみ、ワイルドカードとして効力を発揮します。
それ以外のペア・フルハウス・フォー・オブ・ア・カード等の役を成立させる時にはワイルドカードは適応されませんのでご注意下さい。
パイガオ・ポーカーの流れ
最初に賭け金をベットし、その後7枚のカードが、プレイヤー・ディーラー双方に配られます。この7枚を「ハイ・ハンド」と「ロー・ハンド」に分けてディーラーと勝負します。カード交換も無いので大変シンプルなゲームなのですが、このハンドを分ける際に必ず「ハイ・ハンドはロー・ハンドよりも強い役で構成されなければいけない」というルールが存在します。したがって、これに気づかずに勝負すると無条件で負けとなるので注意が必要です。
具体例として「ハイ・ハンドはノーペア」で「ロー・ハンドがワンペア」等です。
また「ハイ・ハンド」「ロー・ハンド」がプレイヤー、ディーラー共に同じ手だった場合「コピー」といってディーラーの勝利になります。
もう一度ゲームの流れをおさらいすると、賭け金をBETし7枚のカードを貰います。それを「ハイ・ハンド」「ロー・ハンド」の2組に分け、カードをオープンしてディーラーと勝負、以上です。ゲーム自体は難しくありません。しかし、以外に奥が深いのがパイガオなのです。
また、最近のパイガオには「フォーチュン・ボーナス」等と呼ばれるジャックポットボーナスが存在するものもあります。詳細は運営カジノによって異なりますので、実際に遊戯の際はお手数ですがご自身でご確認下さい。
パイガオ攻略の基礎
パイガオで実際に配当を貰おうと思ったら、「ハイ・ハンド」「ロー・ハンド」両方で勝利しなければいけません。これが、簡単のように見えて難しいポイントなのです。
したがって、勝利の鍵となるのは、カードの振り分けです。「ハイ・ハンドをツーペア」「ロー・ハンドをノーペア」の組み合わせで出すか?それとも、「ツーペア」を両ハンドに振り分け、「ワンペア」で出すか?など基本的な戦略ですが、ここを見誤ると勝つことは不可能です。
少し特殊なゲーム性なので実際にプレイに慣れるまでは無料プレイでの遊戯をお薦めします。ここで、しっかりと遊戯になれて有料プレイの時にしっかりと戦略を見極めてパイガオの楽しさを存分に堪能して下さい。
冒頭でもお伝えしましたが、パイガオは他のポーカーゲームに比べると引き分けが多くゆっくりした遊戯も、その特徴の1つです。他の遊戯に疲れたときに、のんびりと遊ぶのもいいかも知れません。
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